香落>15歩対端飛車
香落で下手は先に15歩と端を突いた、上手は33角から12飛と受けた、一番穏やかだが主張は弱い。
下手は急戦を避けて定跡形に戻したが、互いに玉を囲いはじめ、46歩から47銀と攻めを見せた。
上手は囲いよりも54銀と様子を見た、下手は56銀が普通だが36歩としたので、65銀と揺さぶりが来た。
下手は75歩と逃げたが56銀として、35歩から38飛を狙いたい、上手はそれを警戒して64歩・43金と備えた。
上手74歩で一気に香落の差がなくなった、さらに12飛と戻して落ち着かせにいった。
だが上手54金が悪手で35歩・同歩・38飛で困る所だった、72金と固めるのが正しい。
下手65歩が大悪手で形勢を損ねた、だが上手45歩も悪手で65銀の一手だった、54銀・同銀で形が崩れた。
下手66歩では23金が良く、上手73銀打は73銀が、下手59角では26角が良かった。
15歩対端飛車
下手は好調に攻め、上手は14歩が取れず42飛だが、13歩成で優勢だった、本譜でも下手優勢で23銀に11飛成で捌けた。
下手16飛が疑問で15歩・同角に24銀と遊び銀が働くと難しかった、だが上手15同角が悪手で、23飛成と駒得して勝勢になった。
上手39飛に72銀成と剥がして勝ち、85桂に86歩で良かった、43角成は危険で55角で受けが難しい。
上手77銀は同銀で寄らない、だが67玉が悪手で一気に上手勝ちに逆転した。
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