香落>34銀型端飛車・16歩

香落>34銀型端飛車・16歩

香落ちで下手が3手目に16歩とつく、狙いは15歩・18飛・14歩からの飛での端歩交換だ。
以降は下手は16飛から振飛車模様がある、または25歩・26飛形もある、18飛もある。
下手の持歩は大きいし、飛が移動後に13香成の狙いが残る。
上手は14歩の飛での交換を避ける為に12飛と受ける、。
下手は18飛からの飛交換は避けて駒組するが、36歩の交換に出る、手順を先にした感がある。
下手の37銀が趣向だ、通常は46歩・47銀・37桂・56銀だ。
25銀から46飛と動くが、22角も大きく攻め合いになる。
上手の64角が狙いだ。

34銀型端飛車・16歩


下手は上手の攻めに乗り、25飛と捌くが、上手の38銀と37と金も大きい。
下手は56桂から39歩で、47銀成・44歩を狙うが24歩の角馬交換狙いがあった。
実戦は13馬を取らずに攻め、14馬の活用に進むが、48と金だけ上手が優位だ。
互いに横からの攻め合いになるが、25銀と14馬を止めて受けがない。
早い16歩は下手は損は少ないが、結局は本譜の37銀で56銀の腰掛銀を目指してどうかだ。
上手は34銀型ならばあまり選択はないが、互角だろう。