香落の下手での、大きな作戦の鳥刺しです
上手が振飛車なら、大抵は使用出来ます。
ただ、工夫は必要です。
上手が居飛車の時はこだわらない方が良いです、香落ちでも上手
居飛車からひねり飛車作戦がありますので注意です。
上手の中飛車から３二金型は形を決め過ぎですが、角道を開けら
れても、鳥刺しでも対応可能です。
鳥刺しは、７九銀を４六に使うか、６六に使うかが別れ道です。
６六銀は、７九角からダイレクトに１三を狙います。
中飛車が早く５筋の歩の交換は、ひとつの指しかたです。
上手は、下手の端攻めを直接に迎え撃ちました。
相手にしない作戦もありますが、香を成るだけで抑える事は有力です。
また５六飛は思い切った作戦で、急戦狙いですが、本局の下手は弱気
でした。
４六歩と角道を止めると５二飛、１二成香に３一金、２一歩成に１二飛
と決戦狙いです。
下手は、飛角交換から決戦しましたが、上手２枚飛車の速度が完全に
勝っていました。
香落ちの醍醐味という、急戦ですが、７九角が働かないでは無理でした。
下手は、４六歩と以下の指し手の矛盾に問題があった様です。
下手の端攻めは権利に近いので、タイミングも選べます。
単純な攻め合いでは、香落ちでは難解です。