香落>64銀中飛車

香落>64銀中飛車

香落ちの中飛車は53銀型と、44銀型(平目戦法)が多い。
待つというよりも、無理でも動くという感覚だ。
5三銀型は、早仕掛けの守りではないが、守備にも攻撃にも使える。
早仕掛け放置の攻め合いの意味が大きい。
平目戦法は角交換後に44銀から、51金左とする焦土戦法だ。
上手は64銀から32金とした、下手が早仕掛けに来ないので待つ事もあるが攻める方針だ。
成算はないが、力戦になり端が絡まないと良いと割り切る。
55歩から45歩が狙いだが、如何にも強引だ。

香落>64銀中飛車


下手は、平手感覚ならば厚く受け止める。
それでは、1五歩が意味がなく迷う、そこが上手の付け目だ。
一気に29飛成まで進んだ局面は、上手は無理だし、55馬・64歩・95歩は厳し過ぎる。
だが香落ちと割り切り、攻めあう。
下手が74桂と捨てて詰みを逃れ、18香とした所では逆転している。
香落ちならではの無理攻めだが、少し形が変われば平手の半急戦にも出そうだ。
軽すぎる裁きは、強い居飛車には無理だが駒落ちでは、結果次第だ。
居飛車急戦は、振飛車の強引な裁きを受けきる力を求められる。
それに自信がないと同じ以上の堅さを求める作戦に変わる。
それが行き過ぎると、香落ち上手有利説にまで出て来る