香落＞三間飛車対中飛車

香落で下手は７５歩から７８飛と相振飛車を選択した、上手は普通は向飛車・三間飛車・四間飛車の順に多いが中飛車を選んだ。
下手は囲いの選択に迷う、端を含めて金無双で２筋を受ける必要はないが、美濃囲は５筋がやや薄い。
下手はやはり１筋が狙いであり、上手は３３桂と活用がしにくい。
上手は５５歩から５４飛と組み３５歩から３４飛を目指したが、やはり１筋が不安だ。
上手は６６銀を見て３６歩・同歩・５６歩と動いた、下手は３７銀もあったが素直に応じて７７桂かあ７５銀と進めた。
上手は７４歩・６６銀としたがまとめずらく、３３桂から７３銀としたが、下手５５銀で１６飛や９７角の狙いが生まれた。
上手は６４歩から角交換を避けたが、下手は２６飛から６５桂を実行した、同歩は５３角成・同角・１３飛成、あるいは１３飛成・同角・５３角成・５２銀・４４馬で攻められる。
上手は64歩だが、下手は５３桂成・同角・６６銀もあった、本譜の６４銀から１３飛成は攻めが続くかは課題だ。