香落＞３四銀型四間飛車2
香落の上手は、３四銀型は多い戦型ですが、下手急戦に対しては 微妙な戦型です。 下手が、端の急戦を選んだ場合はもう、決戦になります。 そして、下手は香落ちならば端攻めしたいです。 上手は、端に拘らずに相手にせずに戦うのが普通です。 上手は４五歩の捌き狙いですが、３四銀を使うまでにはなりにくく 完全に、大駒中心の速度争いになります。 超急戦に関しては、上手振飛車が固さで勝つのも容易でないです。 下手が如何に低い上手の陣形を崩せるかになります。 ただ、上手が受けすぎてきれ模様になる事もあり、その見極め が重要です。
香落＞３四銀型四間飛車2
下手の端攻めはやや遅い気味ですが、まずは順調です。 ただ完全な攻め合いになりましたので、薄い守備陣形での攻め合いと しのぎあいになりました。 下手が先攻して、如何に攻めきるか、あるいは上手を切らすかに なりました。 下手はそこの見極めがやや甘かった様で、攻めあぐみました。 それでも、まだ有利でしたが、玉を中段ににげたのが悪手で、 詰みを逃れるのがせい一杯の展開になりました。 結局は入玉したものの、駒を次々にとられて、逆に追い返されて しまいました。 上手が大逆転でした。