香落>相振飛車+上手矢倉

香落>相振飛車+上手矢倉

香落ちで下手が1筋の脅威が少ないので相振飛車に組むのも多い。
平手の定跡形の、下手三間飛車対上手の向飛車に進む。
下手は1筋を攻められ難いので、美濃囲いや穴熊などの選択肢が広くなる。
下手は16歩から15歩と突いて、16飛から14歩突きを狙う事が有望だ、上手は14歩と受ける・・奇妙だが・・。
上手は下手の7筋歩交換を見て、矢倉模様に進む、ただし玉の囲いを後にした、これが展開を変えた。
下手は上手の居玉での片金矢倉模様を見て、自陣が完成形と判断する。
下手の95歩からの端攻めは微妙なタイミングだ。
下手は完成形だが、上手は駒組途中で居玉で62金は端に遠い。

香落>相振飛車+上手矢倉


下手は桂香交換から95香と走る、92歩と打つ手は速度計算が難しい。
上手は玉が遠いので、84銀とかわして9筋を放棄する、92香成・73桂はどうか?。
下手は85銀の飛角の両取りを無視して、92香成りも止めて65歩と攻める。
その結果は、85銀・64歩・76銀・63歩成・同銀までは一直線だ。
下手は56香・43金・31角とひたすら攻めを継続する。
上手の持ち駒が多くて22飛も強いので自陣の危険度も増えている、全て手抜きで攻めを継続したが頓死した。
下手は持駒の銀を使い受けるしか無いようだが、難解な終盤で、下手の負担がおおきい。