香落＞四間飛車・力戦
香落の下手が玉の囲いの途中で、３六歩と４六歩を突きました。 上手が四間飛車＋３二銀型から、金美濃に囲いました。 上手が陣形が揃い、下手が囲いの途中で４六歩と突いたので、 上手から４五歩と開戦しました。 下手が、４五同歩は８八角成・同銀・５五角の筋が絶えず残る形 です。 そこで、下手が１五歩と２四歩と２二歩と攻め合いに出ました。 以下は完全に攻めあう泥試合気味になりました。 ただ、上手の注文ですが、開戦自体が成立するかは微妙です。
香落＞四間飛車・力戦
下手の攻めは端攻め狙いの強引ですが、上手が手抜きしたので繋がり 攻め合いになりました。 上手は、仕掛けの成果の代わりに玉の薄さが気になったか、受けずに 攻めあった。 この判断が、どうだったか。 下手の玉は囲いは中途半端だが、金銀が多いので攻め潰しには、 時間がかかる。 と金攻めが間に合う展開にならないのは誤算で、攻め合いしかない のは形勢不明です。 最後は玉の弱い方が敗れたが、力戦での攻めと受けのバランスの 難しさを示した対戦だった。 どちらが力戦を誘ったのかも不明だ。