香落>端飛車対38飛

香落>端飛車対38飛

香落で上手は35歩から43銀・12飛として下手の9急戦を避けた。
下手は46歩・47銀として36歩を狙う、38飛か、あるいは歩交換後の26飛・37桂が狙いだ。
上手は62銀として離れ駒を防いだが疑問だった、次に1手で有効な陣形整備が難しい。
82玉から72銀として受けに専任したかった。
下手38飛に、25銀は62銀の狙いだが、35銀とぶっつけられて困った。
上手は銀交換後に43金は34銀で困る、42飛と廻るが45歩と出来ない。
下手は14歩を選び1筋は破れている、1手で陣形整備出来ない上手は32歩から45歩狙いだ。
下手は12香成から21成香で桂得して、抑えこめれば有利になる筈だ。

端飛車対38飛


上手は角交換から18角と絡み、下手は56角と受けた。
ここは手が広い、31成香、37桂、15飛があり、95歩が一番厳しい。
56角は受けきり狙いだが、以下奇妙な手順に進み、下手の角を上手が追い回した。
本譜の25角・16角打・52角成の展開は難しくなり、41銀から52金は間に合わない。
54桂を入れるか、23角成とする、手抜きで95歩を狙うか・・・、ただ難しくなっている。
34角は52金取りだがそれがなくとも受けにくい、68金寄・52金でも下手は勝てない。