角落＞三間飛車対右玉

角落で上手が６２銀・５４歩と普通に進めて、下手は７６歩・６６歩から６７銀と振飛車模様に進めた。
上手は７２金から８３金から５３銀左として、４１金の動きを保留した。
下手は美濃囲いから高美濃へと囲い、上手は８４金から７３桂と構えて６３玉と右玉に構えた。

下手は銀冠への組み替えを目指した、上手は２４金から３５歩交換が危険と見て待機を選んだ。
下手の５７角は８筋の守りが弱くなるが、８１飛がいなくなる時の６５歩での金取りを見せている。

上手は３１飛を８１飛と戻した、６８角ならば千日手模様になる。
下手は４５歩と開戦して打開した、上手の３３金が負担であり、待機ならば４３金を選ぶべきだった。
下手が４５歩の位を取り、４６角から５５歩と攻めを拡大した。

上手はがら空きの８筋を、８６歩から８５歩の継ぎ歩で攻めた。
さらに８６歩・８８歩に９５歩・同歩・９６歩とするが、一旦途切れた。

下手に５５歩・同歩・同角に４４歩は５４歩を省く狙いだが疑問で、３３桂と受けて５４歩と受けるべきだった。
本譜は５８飛に、上手は９５金が悪手で敗着ともなった。
５４歩と受けるしかなく、攻めるならば８７歩成で同歩ならば９５金だった。