角落＞上手四間飛車＋急戦
角落で、下手が矢倉模様には、上手は居飛車とか右四間が多い。 玉を右に移動させる時は、向飛車もある。 下手が飛先を突かないので、玉の３二への移動も、向飛車も気が利かない と３二金から４二飛と変則に組んだ。 上手は、３三桂から下手の動きでは４一飛から２一飛を含みに類似形に 組む予定で、あくまでも飛先を下手が突かないと向飛車より得とみた。 従って、玉の囲いあいを予想したが、双方が居玉で下手が仕掛けた。 急戦が下手に、どの程度メリットがあったかは疑問だが、角落ち程度の 差の別れだが、下手が得とも言えない。
角落＞上手四間飛車＋急戦
下手は、桂香交換で馬を作ったが、３七成桂も大きく互角。 そこでどうするかだが、双方が攻めを選んだ。 それは上手の構想に無理があったが、下手はと金を作らずに咎めきれ ず攻め合いとなった。 下手は局地戦にしてしまい、頓死で終わった。 攻め合いは、下手が優位があっても、実戦的には勝ちにくい。 元に戻ると、玉を囲わない決戦は下手にリスクが多い。 上手は変則的な駒組だが、実は普通に戻る予定が、仕掛けて貰って 工夫した形になった。