角落>力戦相振飛車
初手22飛から下手の作戦の様子見が始まる。
78金は居飛車の手だが、68飛と相振飛車に変化する。
上手は7−9筋が薄く、下手は1−3筋が薄いが28に玉を囲う。
下手は8筋に飛を展開するのを狙い、上手は待てなくなり23金から動く。
下手は上手の動きに合わせて、59角と48銀と57金と玉の近くに金銀を集める。
上手は5−6筋に金銀を盛り上がるが玉は固めようがないので45歩から強引に動く。
攻めされられている形だ。
ただし、8筋は73金で受ける、すこで9筋に闘いが移る。
上手は無理でも、2筋に銀を呼び寄せて45金から56金とする。
次に角を入手して、66角から攻めかける。
下手は玉は攻められるが35銀と34金が厚い。
下手の端攻めの間に、上手は39角成と48銀としたが歩切れが痛い。
それでも95香から、34飛と一杯に攻める。
角落>力戦相振飛車
上手はぎりぎり手を繋ぐが、38金打から48金と自陣を守られては続かない。
それでも攻めるが、31飛と手が戻っては切れた。
下手が92飛成と破った時点では大差となった。
上手は手を稼ぎ粘るが。
下手は角を捨てて、64桂とした形は受けがない。
62玉と31飛が同時に攻められる形だ。
上手は駒を渡すが、93龍を角で抜く。
下手は冷静に31飛の利きを32玉とさせて遮断して53香成で詰めるだ。
21玉としても詰みがある。
上手の攻めは駒数が少ないので、正確に対応されると難しい。