角落>下手矢倉・上手右四間飛

角落>下手矢倉・上手右四間飛

下手は居飛車から矢倉囲いに組む、68玉からの早囲いだ。
上手は33銀・43金・52金の守備で、右四間飛車から65歩交換で61飛と引く。
上手は64銀から75歩交換し、95歩を伸ばして73桂と構えた。

下手は37桂・47銀のシンプルな攻撃形で短い手数で組み上げた。
下手はくみ終わると、35歩から45歩と仕掛けて、26角から36銀と攻めた。

上手は待ちにくい展開で、しかも受けにも廻りにくい。
53銀とか41飛でも受け止め難い、36銀に44銀も受け一方になりやすい。
そこで上手は端攻めから85桂として、桂香交換に出た。

下手に駒を渡すので通常は無理であり、本譜も攻め込まれた。
上手の35香な狙いで、そこで下手は45桂と攻めあった。

上手は44歩と受けて、33桂成・同桂が紛れからの1手段だ。
本譜は1歩で、1手損の形になり、紛れが消えて攻め込まれた。
上手は44歩の位置が空間になると厳しい。

角落>下手矢倉・上手右四間飛車


下手は35角と切り、同歩・同銀として35銀を残した、24から44歩の3箇所の傷を消せない。
上手は69角ともたれたが、44歩から平凡に物量攻めで受からない。

下手は23飛成として有利となり、受けのない上手は99銀から同玉。78角成と紛れを求めた。
部分的には、98歩・同玉・86桂・同歩・87金の詰めるだ。

下手は上手玉を追い、86桂の詰めろ逃れの詰めろで勝ちなので、44香で勝ちだった。
下手は44歩と間違い、86桂が詰めろでなく96香で難解となり敗れた。