角落>上手22飛棒金

角落>上手22飛棒金

角落で上手初手22飛は26歩ならば24歩と付き合う意味がある、同じ意味では24歩・26歩・22飛もある。
53銀・43銀と並べ、下手も応じるのも一つの形だ、下手は矢倉よりはバランス重視だ。
下手55歩交換は積極的で、それを見た上手は32金から25歩を伸ばして棒金を目指した。

上手が26歩交換から25金と居座り、下手は45歩交換から36銀とぶつけて2筋逆襲を目指すと、34銀と頑張った。
玉を囲いあい、下手は47金として25銀を狙い、上手は36金・同歩と清算してから右辺に手を戻した。

上手は39銀の狙いがあり、下手は37金と自重した、以下はまた陣形整備になった。
下手は17桂と捌きを狙い、上手はその桂を狙ったが、次の85歩の玉頭展開は疑問もあった。
下手は放置して、攻め合い2筋を突破する。

上手は8筋を突破するが、下手の飛と角が働いていて難しい。
上手は下手玉を追いすぎると駒が不足するので、54銀と守ったが85飛と展開されては悪い。

上手は84歩から71金と受けたが、83飛成で受けずらい、だが下手が42角成としたので82歩から粘った。
上手は駒を投入して防戦したが、下手の79金が冷静で飛交換から32飛が厳しい。
上手も攻めたが、29飛成では攻め合いの速度負けだった。

角落>上手22飛棒金


下手は上手玉の84玉脱出を防げば有利だったが、駒を剥がして追った事でまぎれた。
上手が75玉の形は攻めにも利いていて、67金から王手が続いた。

下手は27玉から26玉と逃げ出したが、守備駒を取られては逆転した。