角落>上手向飛車・25歩
下手が居飛車模様に進めると、上手は24歩から向飛車に振る。
上手が26歩と受けないとさらに25歩と突く、これは位の意味と攻撃の拠点となる。
下手はひたすら玉を深く矢倉に囲う、上手は85歩も突き超す、やや誘っている。
下手が86歩・同歩・同銀として闘いが起きた、上手が誘ったが実は困っている。
上手の83金・85桂・84歩は狙いの形だが如何にも薄い。
下手は57角と67金が応援に使える、26歩と交換しる事が微妙だった。
下手は85桂を取るのが狙いで、74歩から75銀が必要だ。
上手は71飛と64銀だけが参加出来る、52玉の参加は接近戦ではむしろ狙われる。
下手は85桂に拘らず、7−8筋にと金を作る事を狙った。
それは上手が85桂を守る為の反発に、隙が出来た事による。
下手のと金攻めは上手の攻めをとぎれさす事に繋がる。
その為に一転して、上手の攻めが繋がるかに攻防が変わった。
と金に追われた21飛が働くかどうかは微妙になった。
角落>上手向飛車・25歩
下手が26歩で交換した事で、上手26歩のあやが生じた。
63桂から玉頭に圧力を掛けたが、清算して攻めるしかなかった。
87で金を交換し、47金から38金・26飛はぎりぎりだ。
42玉はミスで64銀だったが、下手が63成銀を逃し62ととして64銀と戻った。
上手の75銀上がるに対して、下手の58飛が疑問手だ。
上手が65飛と回れて、攻めがつながった。
下手は以降は受けに追われてしまった。
62とという、攻めの拠点を失い攻め合いの望みが消えた。
まだしも51銀が必要だった。
角落ちで多い展開だった。