角落＞矢倉＋右四間飛車
角落で下手のじっくりした矢倉に対し、上手が右四間飛車に構えた。
上手が、６四銀から７三桂と構え待機が多い。
下手がじっくりするので、上手から仕掛けた。
下手の受けと上手の攻めは、派手なようで上手は無理攻めだ。
端攻めから攻勢を続けるが、桂損になり攻めさせられる形になる。
上手からの先攻は、大駒落ちでは無理攻めだ。
下手のミス待ちで、しかも下手が攻めてきて駒の入手待ちだ。
下手に、がっしり受けられると実は、上手は困る。
本局も典型的な上手の無理攻めになった。
ただ実戦で、下手が勝ちきるのは簡単でない。
上手は、切れ模様でも投了しない。
下手はどこかで、攻めて勝つ事になる。
そこにリスクが生まれる。
角落＞矢倉＋右四間飛車
上手の右四間飛車＋６四銀＋７三桂からの端攻めは常套だ。
ただし、駒の入手が次の攻めに繋がる必要がある。
単に下手の６筋の守りの、角と金を目標では弱い。
しかし、攻めた以上は続けて行くしかない。
下手８四角に対して打った、７二桂を６四桂と活用して食いつくがやはり細い。
次第に攻めが、粘りに変わる。
そこで、下手が攻めに向かうがその継続が問題だ。
本局は、そこで間違い飛を取られて、完全に攻め合いになった。
どちらが早いか、あるいは受けて遅らすか。
その展開は、上手が得意だ。
下手は、実戦は勝ちきれない。