飛落>お神酒指し・馬対持角

飛落>お神酒指し・馬対持角

飛落ちで下手は右四間飛車から腰掛銀を目指す46歩だった。
上手は32金からお神酒指し含みだが、46歩を見て角交換した。
上手の狙いは47角だが、直ぐだと消されるので72金とする。

ここで下手は47角を防いで1局だった。
下手は88銀の浮きや、76歩の浮きを気にしたが、76歩は直ぐに65角でも狙われた。
上手は76歩はあまり得ではない。

47角を74角成と馬にかえてから整備にかかった。
上手は馬が消されない注意が必要だ。
上手は馬があると、通常の金開きからは片方の馬がいる側は、金が動いても馬が角打ち込みを防ぐ。

下手も角打ち込みはないのだが、それは通常でも少ない。
お神酒指しの上手は、直ぐに動かす駒がなくなるが、馬がいると異なる。

飛落>お神酒指し・馬対持角


下手は66銀が良くなく、93馬の筋をとめるのに苦労した。
上手は63金から65歩、33銀を44・5364と組み換えた。
下手はその局面は、78玉の守りが弱くかなり難しい。

86銀で歩得し、その後に86歩と伸ばすと上手は有利になった。
下手は駒のすくない1−2筋を狙うが、攻め駒がいない。
上手は途中で82角を防ぐ71銀としたが守り過ぎか?。

本譜は1筋も逆用されて一方的になった。
47角以降の力戦は下手は負担だった。