飛落＞下手右四間＋上手金止め
飛落ち右四間飛車に対し、上手が３三桂止めでなく５二金とした。
これは４五歩に５三金とする、金止めの構えだが、仕掛けは可能だ。
下手は仕掛けずに玉を囲いあい、結局は３三桂に戻った。
下手は３七桂を飛ばない作戦もあったが、普通に進め、６筋も付き合い持久戦になった。
上手は大胆に組み替え、下手は仕掛けた。
その結果は捌き合いとなる。
飽和状態での駒落ちの作戦は微妙だ。
上手はただ待つのか、駒繰り替えをするのか難しい。
下手は、手詰まりはどの様にみるかは難解だ。
上手の動きに下手が仕掛けて、局面が動いた。
どちらが動かせたかは微妙だ。
飛落の手合いでは乱戦は下手は難しい。
飛落＞下手右四間＋上手金止め
上手の５二金とした後で３三桂はおとなしい。
上手はその結果、下手の動き待ちになった。
たぶん、失敗と思ったのだろう、以下駒を組み替えて動かしに行く。
下手も、困ったので上手の誘いにのった。
急に流れが激しくなり、上手の馬の働きと下手の飛車の働き対抗になる。
下手は攻めきれず、徐々に攻めが細くなった。
玉が互いに闘いに参加するのは、やや下手が間違いやすい。
本局もそのようになった。
下手は有利さを広げるのは難しい。
攻めあいは力差が出やすい。