飛落>右四間飛車対62玉
飛落ちで下手は右四間飛車から腰掛銀・37桂と構える。
上手は33桂止から定跡形で待つ、下手は仕掛けのチャンスがあるが難解だ。
下手の49飛まではひとつの定跡だ、上手が45同桂とした時に手抜きして、37桂成を避けた。
そこで上手は65歩が完成形だが、75歩・同歩・74歩に65桂を消してしまう。
74歩に同金は53銀が浮くので仕掛けやすくなる。
この形は45歩・同歩・同桂・同桂・22角成・同金・31角・44角・45銀の狙いがある。
または45歩・同歩・同銀・同桂・22角成・同金として、31角と45桂を狙う。
上手は62玉と65歩を保留する、同時に53銀に紐をつけ、52の地点もカバーする。
下手は45歩の仕掛けが狙いだ。
45歩・同歩・同桂・同桂・22角成・同金の形で別れる。
1:82角が狙いだ、2:45銀・44歩・同銀・同銀直・56桂も狙いだ。
飛落>右四間飛車対62玉
上手は22角成に対して37桂不成の変化がある、飛が48だと37桂成で有利だ。
色々ありそうな局面だが、48飛・22金・43飛成・42銀打・48龍・44歩が代表手順だ。
どれも難解だが、下手は66角と変化した。
上手は84歩は逃げられないが、65歩として角の逃げ道を狭くし、88角と引けば64銀と動いた。
64銀に変える手は難しい、何もしないと45歩もあるし、72玉ならそもそも仕掛け形に戻る。
そこで45歩・同歩と仕掛け、次の同銀か同桂かに別れる。
本譜は45銀から82角とするが、27角から馬での攻め合いとなった。
45同桂は同歩ならば、角交換から82角と、45銀で4筋を狙う意味がある。
下手は45桂に同歩と取らない形を心配したが難解だろう。
本譜は下手は飛が使いにくく、次第に苦しくなった。
45同桂でどうだったかと思える。