飛落>下手7筋位取り2
飛落ちで下手が7筋の位を取るのは穏やかだ。
上手の出方で、別の形に変えられるので、急ぐ必要がない。
上手は阻止しにくと言える。
上手は、直ぐには困らないが経験を積むと、持久戦は拙いと考える。
その結果は、2−4筋で早く動きを見せる。
下手は無理に反発しないが、完全放置も出来にくい。
上手は13桂から、下手の25歩を狙う。
それ自体は大きくないが、下手に26飛型にさせれば、別の動きもある。
放置すれば、3筋か1筋を狙う。
下手が26飛とか38飛とか受けなかったので闘いが起きた。
選択肢だった。
飛落>下手7筋位取り2
下手は、まだ囲いの進展性があるので、闘うかどうかは分岐点だ。
上手はあまり選択肢はない。
結果として前面のぶつかりとなった。
選んだ下手と、ヤムを得ないが望みの上手だった。
激しい斬り合いは、下手が82金を抜かれて切れ模様になった。
下手が見落としが多いのは仕方がない。
それ故に駒落ちでは、もっと有利な状態の攻め合いを行う。
結果的に、上手の誘いに載ったのが失敗かもしれない。
ただ、7筋位取りは有効な戦型だ。