「ゼロ・ウーマン」について
原作は、篠原とおるのコミック「0課の女」です。 正確には、それは「ゼロ・ウーマン」シリーズ第1作の 『0課の女赤い手錠』です。 0:『0課の女赤い手錠』:主演 杉本美樹:1974 1:『Zero WOMAN警視庁0課の女』:主演 飯島直子:1995 2:『Zero WOMANU警視庁0課の女』:小沢なつき:1995 3:『Zero WOMAN V警視庁0課の女』:主演 武田久美子:1996 4:『Zero WOMAN名前のない女』:主演 立原麻衣:1996 5:『Zero WOMAN消せない記憶』:主演 大野幹代:1997 6:『Zero WOMAN危ない遊戯(ゲーム)』 :主演 白鳥智恵子:1997 7:『Zero WOMAN 最後の指令』:主演 小野砂織:1998 8:『新ゼロ・ウーマン 0課の女 再び』:主演 遠野舞子:2004 9:『ゼロ・ウーマンR 警視庁0課の女/欲望の代償』 :主演 三浦敦子:2007 シリーズとして見ると3つに分かれますが、0・8−9が映画で、1−7が オリジナルビデオです。 原作と言っても、「0課」と主人公の名前だけです。
台本について
私が保有している台本は、記載はないが予定稿か準備稿の様です。 正式題名の記載がなく、キャストも2名のみの記載です。 題名「Kumiko Takeda in Zero WOMAN3」 原作「篠原 とおる」 脚本「井上 誠吾」「桑原 昌英 監督「桑原 昌英 主なキャスト レイ: 武田久美子 智美: 矢蒔浬子 台本の記載は2名のみ
「ゼロ・ウーマン3・警視庁0課の女」について
題名「Zero WOMAN V警視庁0課の女」 原作「篠原とおる」 脚本「井上 誠吾」「桑原 昌英」 監督「桑原 昌英 オリジナルビデオ・シリーズの3作目です。 原作とは離れたオリジナル作で、原作と題名はネームバリューを 借りたといえるでしょう。 主人公の名前と所属は同じですが、毎回主演の女優(アイドル?)が 変わり、しかもそれに合わせて内容も変わります。 統一したキャラクターもなく、脚本通りの「先に主演女優有り」が本当 の所でしょう。 本作は、自殺願望のある殺し屋レイが登場します。 結構、これに似た設定は他にもあります。 自殺願望があり、とどめを刺さない殺し屋(0課の役目)の割りには 何故か死なないです。
オリジナルビデオ・シリーズについて
通常の原作のあるシリーズでも長く続くと原作が無くなります。 その場合はキャラクターのみ原作でオリジナル脚本になります。 オリジナルビデオ・シリーズはそれとは、コンセプトが異なります。 はじめからオリジナルを作るつもりで、その内容は主演から決める様 です。 所属から決めるという見方は主演が女性ばかりであり矛盾があります。 主演女優でシナリオを書くという順序でしょう。 その結果、ばらばらの内容になり名前のみのシリーズになりました。 如何に演じるかではなく、単発よりは話題性のあるオリジナルの役と いうところでしょう。 コミック・劇画・漫画等の原作は多いですが、シリーズ化されると 同様の状況になってゆくのではないかと思います。 篠原とおるは、多くの映像の原作になっていますので 再度とりあげる事になると思いますが、初回とシリーズ化後では かなり異なる扱いである事を知っておくべきでしょう。
原作がある場合はそれも考慮します
色々な呼び方があり、少しずつ意味は異なります
ここではやや影の部分といえるシナリオを読みます