香落2>相振飛車・玉頭戦

香落2>相振飛車・玉頭戦

香落で下手が三間飛車に振り、相三間飛車の相振飛車となった。
下手は76飛型で、玉を金無双に囲い、飛の横利きと角道を止めずに、9筋と8筋の歩を伸ばした。
上手は35歩と突いて下手26飛に備えて、34飛と構えた。
下手は75歩と打って上手からの矢倉模様への組み換えを邪魔した、ただし下手は74歩を突いて欲しい面もある。
下手は86飛として84歩交換から85銀型を狙う、上手はそれを嫌い74歩と突いた。
下手の銀の動きの前に、上手は金で下手の飛角を抑えようとした。
下手は84歩から64歩・同歩・同角と強襲した、上手は61金が浮き、さらに23銀を打たれる傷があり受けにくい。

相振飛車・玉頭戦


下手23銀に対して、上手は45歩と捌きを狙うが、34銀から43銀で駒損が拡がり、玉も弱い。
下手は優勢になり、上手の入玉を阻止して勝利した。