香落2>64銀型中飛車

香落2>64銀型中飛車

香落で上手が中飛車に構える戦法も幾つかある。
上手は下手からの端攻めや45歩早仕掛けへの対応を考えると、どれも対応していない。
代表的な中飛車に平目戦法があるが、1-2筋を明け渡す焦土戦法だ。
上手の64銀型中飛車にも、似た意味があり、55歩の仕掛けや65銀のゆざぶりを見ている。
下手は上手の早い動きと、焦土戦法に注意が必要だ。
上手は55歩交換から同銀としたが、直ぐには狙いは少ない、ただし持駒が増えれば楽しみがある。
下手24歩は平手の定跡で、同歩ならば25歩の継歩攻めが狙いだ。

64銀型中飛車


香落では24歩は指し過ぎで同角が調子が良い。
下手の22歩・33桂・21歩成が悪手だった、45桂とされては悪い。
下手は24飛から猛攻したが、上手は駒が捌けており、不満はない。
上手は半囲いなので、攻め合いにはなるが、上手の攻めの方が早い。
香落下手の、典型的な失敗例となった。