香落2>34銀型12飛
香落で上手が35歩から12飛車に振り、さらには34銀型に組んだ、急戦を避けて玉を囲う時間を稼ぐ狙いだ。
下手は玉を囲い、47銀から36歩交換して、26飛・37桂・56銀と組んだ。
上手は82玉の後で63銀から72飛と動く、金銀のバランスが悪く、以降も苦労することになる。
下手は捌きあいを望むが、上手はさらに角交換を行う。
下手は自然に24歩をつくと、上手は仕方なく32金と受ける、攻め合いは無理だったようだ。
下手の44角に上手は52金と受けて、さらに金銀が玉から離れた。
上手32角は苦しいが、下手は一気に14飛と捌く、ただしこれで上手にも楽しみができた。
34銀型12飛
上手は飛を打ち込み桂香を拾いながら攻めを目指す、下手の攻め駒は少ないが上手の守りはそれ以上に少ない。
下手46歩は疑問だが79銀で残っていた、上手は粘るが32金と34銀を取られては敗勢となった。