香落2>上手石田流
香落で上手が35歩型三間飛車から、居玉で石田流本組を目指した。
玉を囲う上手に対して、下手は作戦に迷うが、本譜では38金から棒金を選んだ。
上手は45歩から74飛の展開と、54歩から64角の活用があるが、本譜は双方を行いさらに55歩とついて飛を使った。
下手は35歩・74飛・77銀・64角・58金が有力だが55角と応じた。
上手は細い攻めを繋いで、28角となると難しくなっている。
下手は攻めあうが、65桂では52銀か51銀が厄介だった。
上手は64馬と使い、下手33竜で攻めが遅くなった。
上手石田流
上手は58金を狙い、下手は26角と怪しく攻防に打つが速度負けだった。
上手は一手早く受けて、駒の交換の中で、下手の詰みを見つけて勝った。