角落2>矢倉37桂保留
角落で下手は先に矢倉囲いを組み、46歩を遅く突いた。
上手は73桂を跳ねてから、歩の交換を行った、下手は素直に応じた。
下手は玉を囲い、37桂と33桂の交換は保留して、35歩と仕掛けた。
上手は、33銀左と銀の中央への活用を目指した。
下手は銀がいなくなった端を狙い、15歩から13歩と攻めた。
下手は、25銀から香得になった。
上手は33金から受けにまわるが、下手の飛角銀香の攻めを受けるのは難しく、下手が良くなっている。
下手は78手目に59角と自重したが、シンプルに25香と打って駒得して判りやすかった。
上手は43玉と交わして粘るチャンスだったが、本譜は玉がまともに的になっている。
下手は102手目65桂が疑問で、普通に37桂・36銀・45桂打と駒を剥がしてゆき、23金から24飛と突破ができた。
上手81飛は疑問で、65金・同歩・66歩の攻め合いの方が難しい。
角落2>矢倉37桂保留
下手の132手目35香が疑問で、26角で優勢だった。
さらに44玉に26角が今度は疑問で、43成桂・同玉・45歩で攻めがつながっていた。