角落2>下手46銀中飛車

角落2>下手46銀中飛車

角落で下手は角道を止めて、中飛車に構え、さらに46銀と進出した。
上手は「角落ちは位の将棋」の格言に従い、64歩、54歩、44歩と対抗する。
下手は55歩交換を見送ると他の攻めがなく、玉を囲う。

上手は33桂として45歩からの銀の圧迫を目指した、下手は57銀から手数をかけて、67銀と組み直した。
大きな手損だが、大駒落ちではそれで大きく形勢を悪くしてはいない、だが良くするチャンスは見送った。

上手は64銀と74金で様子を見る、そこで下手86歩が悪手だった、そこは上手から突き捨てる狙いの場所だった。
上手は飛と金で重く8筋を突破して、その結果は角落ちのハンデは消えた。
下手は入手した歩を使って35歩から動く、まだまだ難しいが角落ち的には難局だ。
上手は受けに回るが、玉が薄い。
上手は33竜から下手37香に43桂としたが、44地点が弱くて疑問だった。
下手は26桂から25竜に44歩としたが切れた。

角落2>下手46銀中飛車


下手は68飛・同馬で、34金か44歩とするべきで、上手はもう一度受けきる必要があった。
さらに下手43歩成が悪くて、上手が安全になった。

下手は43歩成では、34金で33金・同金・同玉・34金・同竜・同桂で攻め合い負けの形勢だった。