角落2>46銀・37桂矢倉
角落での矢倉模様で下手は飛先を伸ばしてから玉を早囲いする。
上手は6筋歩交換の次に、普通は7筋歩交換を狙うが、本譜では55歩交換した。。
下手の24歩・同歩・23歩は結局は収まる形だが、下手は26飛が珍しい。
上手は55歩と位を取ったが、下手の46銀・37桂の形が26飛を生かした攻めの形だった。
上手は攻めの形が難しく、手待ちも難しい。
上手は64銀から62飛とした、次に85桂・86銀・65歩が狙いだが飛の位置が悪く疑問だった。
下手は35歩と仕掛けた、同歩・34歩・同金・35銀・同金・同角・34歩・79角の展開だろう。
上手85桂は86銀を予想したが悪手で、34歩とされて困った。
さらに77桂成が悪手で、普通に35同金だった。
本譜は銀桂交換を入れてから、34金だったので、35同角・34歩に46桂が利いた。
上手は53金・34桂・33銀しかなかったが、22歩の傷があり受けずらい。
角落2>46銀・37桂矢倉
だが、35歩・54桂・63飛・34金の本譜はより悪かった。
上手は2-3筋と、飛とを両方攻められては受けがなかった。
下手は、角落の理想的な展開となった。
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