角落2>下手中飛車穴熊

角落2>下手中飛車穴熊

角落で下手は75歩から、中飛車にして、さらに一直線に穴熊に囲った。
下手の陣形は金銀が遅れていて隙はあるが、角落ちでは上手が直接に咎める事は難しい。
上手は金銀を中央に集めて自重した、だが15歩を伸ばしておきたい、さらには55歩の位も効果は薄い。

上手は86歩交換も自重したが、作戦負け模様で手詰まりになった。
上手は74歩交換から72飛と動くが、より作戦負けになった。

下手は端攻めが間に合い、上手は87銀から抑えこもうとしたが、55角切りの筋が防ぎにくい。
上手76香に82とが好手で、88歩に同飛ならば下手が優勢だった。
実戦は84銀から83銀不成としたが、その銀が残ってしまった。
以下は飛を成り合い攻め合った、下手が74銀成の活用の前に41金と打ったのが重かった。
上手は51桂と受けても63歩からの攻めが厳しく、下手は41金の必要はなかった。
下手は83銀を活用したが駒不足になった。

角落2>下手中飛車穴熊


上手は44玉から上部に逃げる道があり、下手は攻め手が無くなった。。
上手は、なるべく穴熊を触らずに、丁寧に受ける。

小駒で穴熊の金銀を剥がし始めて、ようやく上手の勝勢がはっきりした。

下手は、83銀と41金が悪く、攻め駒不足が敗因となった。