角落2>下手向飛車急戦

角落2>下手向飛車急戦

角落で下手は変速的な向飛車で、逆襲を狙う。
上手は低く構えて、待機姿勢をとる。
玉を囲いあい、上手は3筋に位を取り、さらに42金を33から34金に進出した。

だが低くて大駒の打ち込みに備えていたが、金が上擦ってしまい、一気に大駒に弱くなった。
下手は、飛と金で守る8筋を、飛角銀の3枚で強引に狙う。

金銀交換から下手は角を飛び出す、上手は73銀と受けたが疑問だった。
上手は83歩として51角成ならば62銀打があった。
下手は角銀交換から、84歩と伸ばし、さらに83銀と打ち込んで突破を目指した。
上手は74飛に62桂と受けたが、さらに不利になった。
上手は99馬のききをを生かして、45歩と動くしかなかった。
下手は飛を成り込み、さらに83歩成と攻める、そこで上手89馬でより形勢に差がついた。

角落2>下手向飛車急戦


下手は上手の駒を剥がしながら、手厚く攻めて、安全に勝った。
上手は8筋を狙われている時に、駒を上ずる位取りに切り替えた判断が敗因となった。