角落2>下手矢倉対54金早

角落2>下手矢倉対54金早

角落で下手は矢倉囲いを目指して一直線に囲いを組む。
上手は64金から7筋、6筋の歩を交換してさらに55歩交換を狙う。
上手54金型は、下手からの45歩の仕掛けを防ぐとされていたが、下手はタイミングは選べるので問題はなさそうだ。。

下手は矢倉囲いに組んでから、攻撃体制を築く、上手は攻め駒不足で守勢になった。
上手は仕掛けに対して、45同桂から44銀と厚く指し、さらに24桂とするが膠着状態になった。

上手は下手に落ち着かれると、攻め手はなく角道が気になる、92飛は避けた意味だが61飛が無難だった。
下手は96歩に手抜きだが急ぎすぎ、64銀成までの活用も急ぎすぎだった。
上手は唯一の攻め味の端ぜめを行うと、下手が手抜きと受け間違いをしてしまった。
下手は96歩で飛を呼ぶ手があり、さらに89桂が悪手だった。
上手93飛に下手77玉が悪手で46香が厳しかった。
下手は47歩から反撃に出たが、やや速度負けだ。

角落2>下手矢倉対54金早


投了図は、64馬・78歩の時に、上手が詰まない。
78銀は88歩で上手勝ち。

下手は88銀で難しが、66竜で難局だった。