角落2>上手向飛車対38飛

角落2>上手向飛車対38飛

角落で上手は24歩から22飛と展開した。
下手は矢倉に組み、玉を入城した。
上手は、33桂をはねて雁木模様で様子を見たが、下手は37桂ではなく38飛と動いた。

上手駒組で、21飛を急ぐべきで、本譜は52金を84に移動して打開を目指したがちぐはぐだった
下手の35飛が75金に当たる可能性があり、21飛から71飛とした。

上手は23金と守るが、下手の37桂から28飛で21飛の受けが必要になった。
上手は手に困り、35歩から34金と動くが当たりが強くなった。
下手45歩は筋だが、本譜の36歩に手を抜くための、29飛は有った。
上手46銀は勝負手だが、本譜で不発だった。
37歩成・同飛・34歩・68角しか無かった。
本譜は、43角が残り42歩が必要でははっきり苦しい。

角落2>上手向飛車対38飛


上手は攻め合いが悪く、駒損がひどい。
下手はさらに駒得しながらゆっくり攻めて十分だ。

上手は粘るが、入玉が無理な形なのでチャンスがなかった。