サボテン日記(2012/01-04)

サボテン日記(2012/01-04)

専門植物園の減少

日本では、海外原産植物の植物園は少ないです。
植物は野生化の危険性があり、生態系への影響は無視できません。
従って、取扱に注意が必要です、サボテンや多肉植物は日本の環境で野生化できる品種は限られています。
逆に言えば、栽培には専用の施設が必要とも言えます。
その中で、かなり寒さや湿度に強い品種を温室等で栽培している、植物園は多いです。
逆に、珍しい品種をあえて育てる専門的な施設は、減少しています。(2012/01/26)

家庭菜園の時代

盆栽がブームでは無くなり、限定された愛好家で継続されているように、サボテンも類似傾向でしょう。
続々と素人というか、初心者の愛好家が増える時代ではないです。
ガーデニングでも、菜園でもない植物栽培は同様の傾向です。
半年とか1年で結果の出る植物と、比べて長年の栽培でようやく変化が生まれるものは、好まれない様に思います。
加えて、設備や費用もそれなりにかかりますし、世話の時間も同様です。
土や砂、肥料なども入手が次第に難しくなっています。(2012/02/25)

金鯱の直か栽培

小型から巨大になるまで、姿が変わっていくものに、金鯱があります。
もちろん、和名ですがかなり知られている筈です。
実生から簡単に、育てられるので小型の円サボテンの代表として知られています。
ただ、成長も早く、植物園では巨大な単体と群生が観られます。
原産地の写真では、むしろ柱サボテンの様な形に成長したものが見れます。
ただ、鑑賞用としては円型までで、花が咲くようになるまでが良いように思います。(2012/03/26)

玉サボテンの花が普通に見られる

サボテンの花のフレーズを、しばしば見かけます。
カニバやシャコ葉は花が魅力ですが、玉サボテンの花は家庭では一般的ではなかったです。
植物園等では珍しくないですが、サイズから家庭栽培のイメージは少ないです。
マニアになれば、レブチアを始め簡単に花を咲かせるサボテンを知っています。
ただし、花は一部のアイテムで普段はそれ以外が鑑賞用です。
そんな中で、サボテンの花という言葉が普通に使用されているのはやや意外です。(2012/04/25)