サボテンの種類(概略)
木の葉サボテン
サボテン科はほとんどが多肉植物かそれに近いです。木の葉サボテンに関しては、通常のサボテンのイメージはありません。 文字通り、木のイメージです。成長力も強く簡単に大きくなります。サボテン栽培のイメージがないので、趣味の人からは 除外される傾向があります。ただし、接ぎ木の親としての使用はしばしばあります。
シャコバサボテンとその類似形状種
シャコバ・カニバ等と呼ばれる種類があります。節状の葉のようなものが繋がって、それが複数本で形成されます。 この種類は、花が特徴の品種が多く含まれます。かれんな小さな花を多数咲かせる品種も存在します。 また「月下美人」が代表で有名な、大輪の華麗な花を短い期間のみ咲かせる品種もこのグループに入れる事とします。
うちわ(団扇)サボテン
原産地の映像や写真、あるいは日本の植物園から路地裏まで広くみられる、うちわの形状をした品種です。 「仙人掌」という呼び方は、この種類のサボテンをイメージしたのではないかと思えます。
柱サボテン
原産地や植物園を飾る巨大な、高くそびえるサボテンの種類です。 小さな時から、柱形状をしたものが主体です。一般的な玉サボテンでも、長く成長すると次第に柱状になるものもあります。
玉サボテン(球サボテン)
丸い形状をサボテンのイメージとして持っている人も多いでしょう。非常に多くの種類があり、まとめて呼ぶのはシンプルすぎ ますが概略の分け方としては、その他一般とのイメージです。これに含まれるものでも、巨大に成長する品種はあります。 それらは、植物園等の定番といえるでしょう。
有星類:(玉サボテン)
玉サボテンの中に有星類と呼ばれるものがあります。主な和名が「兜丸」「般若」「らん鳳玉」です。この種類を好む人はかなり 多いです。外観が特徴的だからでしょう、刺の殆どないつややかな「兜丸」、鋭い刺と斑点模様の「般若」、通常は5つの稜線を 持つ斑点とのコントラストが特徴の「らん鳳玉」:4稜もありますし稀に3稜も出来るとか紹介されています。
金鯱類:(玉サボテン)
玉サボテンの代表であり、巨大球に成長する代表種でもあります。その外見から、植物園とうで欠かせないない種類です。 刺や生長点や成長につれ柱状になる種類などいくつか種類はありますが、通常に見かけれサイズではほぼ類似しています。 比較的に育てやすい種類でもあり、一番多く栽培されている種類ではないかと思えます。強力で鋭い刺は、取り扱い注意です。 ちょっとした刃物よりもするどい為、傷はなかなか直りません。